いんもらる! 正直、Immoral.jpを初めて見たときは少しビビってしまった。イケメンで、全体的にスペック高めな主人公が、人里離れた町で孤独になるような映画を見ている気分。西部劇みたいな回転草が転がって、不気味な建物が手招きしている。入ったら終わり。Immoral.jpは日本の検索エンジンサイトだ。初見ではわかりにくいところが多いが、あれこれクリックしているうちにどういうものか分かるだろう。表示されている内容は、ダブってる内容がいくつかあり、翻弄されるかもしれないがそれを乗り越えれば探していた動画にたどり着けるだろう。

日本人以外の読者は、内容を全く理解できないだろうからすぐに翻訳機能をクリックしよう。しかし、何もわからないままにあれこれクリックして、出てくる結果に驚くという楽しみ方もあるかもしれない。俺もそんなことをしながら遊んでいたんだが、それにも飽きてきたころには翻訳ボタンをクリックし、このサイトを理解しようと努めた。その結果、残念なことを伝えなければならない。サイトの見た目とその作り方は、恐ろしくお粗末だ。俺が今までみたサイトの中でもトップクラスのブサイク、その理由はこれから説明するが、こんなサイトにゴーを出したヤツの神経が理解できず脳みそが沸騰しているので、ちょっと一息つかせてくよ。

このサイトのあちこちに散らばっているボタンすべてに問題がある。例えばこのトップページを見よう。白地のトップにはタブがあり、これはいたって普通。エロサイトでは普通の機能や絞り込みオプションなどもそこにある。ランダムワード、新着動画、人気KWなどなど。ということでどれだけイカれてるのかを知るためにクリックしてみたが、タグとタイトルは丸被り。タグがこのサイトの全てだというのに。変な設計だなと思いつつ、GTA、 NBA2k、 BattleField、CoDなどのゲームの実行ファイルを4つ同時に選択してエンターキーを叩く感覚に似ていると感じる！どうなるか、わかるだろ。どこからどこまでがタグなのか、どこからタイトルなのかを探すのはアホらしくて、笑ってしまった。この手の出来損ないに付き合ってる時間は無いし、ユーザーをナメてるんじゃないかと、少し思うよな。

KWつまりキーワードを入力すると、このサイトの検索エンジンが、インターネット中のJAVを探し回ってくれる。Immoral.jpにはパートナーサイトがあり、サイトの上部に表示されており、そこからもオカズ探しの幅が大きく広がりそうだ。日本人のAV女優、動画満載のページが表示されるが、さっきも言ったように全て日本語で表示されるので、分かりにくいが、面倒がらずに根気よく眺めていれば、このサイトの賢い使い方が分かってくると思う。

お勧めとして出てきたページのほぼすべてが、他のサイトへのリダイレクトであり、その全てで実際に動画を再生するページにアクセスできる訳でもなかった。このたらい回し仕様にカチンときて、Immoral.jpに対するストレスがどんどん増大していった。言葉の壁が原因なのか、翻訳不足が原因なのかは分からないが、このサイトに価値を見出せる気がしなかった。何を見ても、どこを触ってもわけがわからず、ウンザリするけれど、どうやらこのサイトの本気はその程度らしい。検索機能は確かに動く、しかし何もかもが本当にややこしくて、混とんとしている。このサイトの設計者は一度冷静に、自分の仕事と将来像を考え直すべきだと思うぞ。

ということで、Immoral.jpは全然楽しめなかったし、価値らしいものを見出せなかった。ぶっちゃけ日本のAVが無くても、インターネット中をくまなく検索してゴージャスな女の子を見つけてくれる検索エンジンが無くても死にはしない。そんなことは俺にかかればクリック二回ですぐに完了するが、Immoral.jpなら15回ぐらいカチカチすることになるだろう。個人撮影好きなら、Immoral.jpを試してみたらいいかもしれない。俺はもうこのサイトにコケにされるのはウンザリしてるので、あとは読者諸君でチェックしてくれ。きっと俺と同じ感想を抱くだろう。